Concert Performance Series “Seven Deadly Sins” Vol.4 PRIDE/ARROGANCE
【コンサートパフォーマンスシリーズ
「七つの大罪」Vol.4 高慢編】
【日時】
2016年7月6日(水) 19:00開演(18:30開場)
【場所】
兵庫県立文化センター 神戸女学院小ホール
【入場料】
一般: 4,000円 (当日4,500円)
学生: 3,000円 (当日3,500円)
【チケットお取り扱い】
兵庫県立芸術文化センターチケットオフィスまたは電話予約
(tel: 0798-68-0255)
eplus(イープラス): http://www.eplus.jp 発売中
mail: 77deadlysins77@gmail.com 受付中
【Eriko Makimura & Co. お問合せ】
tel: 080-3862-4400
mail: 77deadlysins77@gmail.com
【出演者】
ナナ・フランシスカ(パフォーマー)
牧村英里子(ピアニスト、企画)
ゲストパフォーマー 他2名
【序文】
コンサートパフォーマンスシリーズ「七つの大罪」Vol.4 高慢編は、北欧が誇る前衛パフォーマー、ナナ・フランシスカを迎えた全4アーティストによるパフォーマンスです。
Vol.1 「憤怒編」(ソロ)、Vol.2 「欲望編 」(デュオ)、Vol.3 「嫉妬編」(トリオ)を経て、アーティストが1人増え、罪もまた1つ重ねることになります。
高慢を象徴する生き物は、「孔雀」。ポスターやパフォーマンスには、絢爛豪華な孔雀のモチーフが、いたるところに散りばめられていることでしょう。
「七つの大罪」のラテン語表記「sperbia」は、「pride」と英訳されており、これは日本語では「高慢、自尊心、誇り、自負、うぬぼれ、満足、得意」など、様々な言葉に訳されております。これらの和訳全ての要素を内包した7曲を厳選し、物語性の強いプログラムを組んでいます。
平家物語の最も有名な一節「奢れるものは久しからず」ー これは英語の表現にもあります (”Pride goes for a fall” )。pride(プライド)が引き起こす様々な物語を、音楽とパフォーマンスを通して皆さまにご覧になって頂きたいと願っております。
皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております。
牧村英里子
【ナナ・フランシスカ (パフォーマー)】
ナナ・フランシスカは北欧を中心に前衛アートシーンを牽引する、様々なアーティストから共演を最も渇望されているパフォーマーの1人である。
1996年から2001年まで、スペインにフラメンコ留学し、Amor de Dios, Pena de la Plateria, Carmen de las Cuevasのインスティチュートで研鑽を積む。また、Eva la Yerbabuena氏の元で奥義を学ぶ。ニューヨークに渡り、ブロードウェイダンスセンターでは、モダンパフォーマンス、バレエ、ジャズダンスに励む。2003年には来日して舞踏家、大野一雄氏に師事。
2002年よりヨーロッパで最も急進的なパフォーマンスアートコレクティブ「SIGNA」の主要メンバーとして、多数のパフォーマンスに参加。2015年にはデンマーク王立バレエ団と「SIGNA」との共同企画、「Feberhavnen」に参加。
2013年からパフォーマンスグループ「エレクトリック・アルハンブラ」のパフォーマー、振付け師として各地で舞台に立つ。
2015年、デンマークで最も賑わうストリートであるStrøgetにて、72時間に渡るショーウィンドウ越しのインタラクティブなパフォーマンス「Please be here now」を企画し、北欧の主要メディアがこぞって記事に取り上げ、テレビにも放映された。同パフォーマンスは、ヨーロッパ最大のフェスティバル「ロスキレフェスティバル」でも開催された。
2015年夏には、スウェーデンのマルメで開催された前衛パフォーマンスグループ「Sisters Academy」にて1ヶ月に渡るパフォーマンスに参加。
2016年には、北欧・日本プロジェクトのため、コンサートパフォーマンスシリーズ「七つの大罪」にゲストパフォーマーとして参加。日本とデンマークでの同シリーズにて渾身の演技が期待されている。
【牧村英里子 (原作、ピアニスト)】
兵庫県立長田高等学校卒業。
京都市立芸術大学音楽学部を首席卒業。京都音楽学部賞、京都音楽協会賞受賞。同大学大学院にて修士号取得。在学中、ABCオーディション合格。
その後ドイツへ渡り、ベルリン芸術大学入学。さらに、ハノーファー音楽大学のソロクラスにて研鑽を積む。同大学在学中、第2回室内楽コンクール(イタリア)デュオ部門優勝、ペンデレツキー国際コンクール(ポーランド)部門優勝、総合優勝。第2回ヨーロッパ室内楽コンクール(ドイツ)で優勝。聴衆賞も合わせて受賞。
また、Alban Bergカルテット創始者による、ヨーロッパ室内楽協会(ECMA)の会員試験に合格。ヨーロッパ各都市にてリサイタルを開催。
2010年、デンマークのH.C.アンデルセン縁の地、「Den Collinske Gaard」にてコンサートサロンのディレクターを務める。音楽とパフォーマンスアートを融合させた独自のアートフォーム、「Chamber Cabaret」を確立。
2013年から2015年にかけて、前衛パフォーマンスグループ、「Sisters Academy」のメンバーとなり、国連で開催された「TEDx Copenhagen」に参加。
2016年はギリシャでのアートフェスティバルに招聘される他、スウェーデンやデンマーク、マレーシアでもソロリサイタルに招待されている。
現在、コンサートパフォーマンスシリーズ「七つの大罪」を日本とヨーロッパで展開中。2016年11月はデンマークにて「FRÅSERI(飽食)」を4夜連続、また日本では2017年1月28日、Vol.5「強欲編」を兵庫県立芸術文学センター神戸女学院小ホールにて開催予定。
また、ソロパフォーマンス「Fire Worship (炎礼讃)」、「Memento Mori」、デュオパフォーマンス「プロメテウスの火」が日本・欧州各国で企画されている。
情報は随時アップデートしてまいります!
Photos and visual composition: Diana Lindhardt