コンサートパフォーマンスシリーズ「七つの大罪」– 憤怒 – (日本語)

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【コンサートパフォーマンスシリーズ「七つの大罪」– 憤怒 –】デンマーク編

ピアニスト牧村英里子演出の七つの大罪を原案としたコンサートパフォーマンス「VREDE (憤怒)」が、来たる2018年11月15日~17日、コペンハーゲンのKoncertKirken にて3夜連続で上演さ れます。一昨年の「FRÅDSERI (飽食)」、昨年の「MISUNDELSE (嫉妬)」に引き続き、七つの大 罪シリーズ第三弾となります。

各国のアートプロジェクトのプロデューサー、ダイレクターでもある牧村英里子は、芸術シーンを牽 引するアーティストとしてスカンジナビア諸国をはじめ、ドイツ、ギリシャ、日本等、世界各地で精力的に活動しています。京都市立芸術大学並びに同大学院、ベルリン芸術大学、ハノーファー音楽大学に学び、日本・ヨーロッパにおいて数々のコンクールでの優勝歴のある牧村英里子は、2010年 より独自の新しいアートフォーム「コンサートパフォーマンス」「CHAMBER CABARET」を確立、 高い評価を受けています。

VREDEとは、日本語では「憤怒」と訳され、主にカトリック教会で言及される、人間を罪に導く可能 性があるとされる「七つの大罪」~7つの欲望や感情~ のうちのひとつです。「七つの大罪」はしばしば芸術のモチーフとして取り上げられ、ヨーロッパでは古くから多くの芸術家によって様々な解釈・表現がなされてきました。

私たちの社会に巣食う不均衡、不安定、いらだち、やりきれない不満、しかし怒りの形は千差万別です。内相的な憤怒の形もあれば、爆発的に燃え広がる憤怒もあります。


映像と音楽によって織りなすコンサートパフォーマンス「VREDE(憤怒)」では、Other Story制作の映画「Phyllis フィリス」(監督:Madeleine Kate McGowan)を上演いたします。デンマーク初公開となります。監督のMadeleine Kate McGowan氏はヨーロッパを代表する気鋭のアーティストで、映画制作のみならずさまざまなプラットフォームで環境や社会における自身の意見を映像やパフォーマンスを通して発信しています。

コンサートでは、観覧の皆さまの「憤怒」をご提供いただき、ひとりひとりの感情がピアノ演奏に反映されます。プログラムは、A.ゴスフィールドの「ブルックリン1941年10月5日」、牧村作曲「怒りの日の主題による変奏曲」など。

ご来場を一同心よりお待ち申し上げております。

【日時】:2018年11月15日(木)、16日(金)、17日(土) 20:00開演 (19:30開場)

【会場】KoncertKirken (Blågårds Plads 6A, 2200 København N)
【チケット:】一般150kr、学生80kr

オンラインチケット: https://billetto.dk/eriko-makimura-co

演出・ピアノ: 牧村英里子
照明デザイン: Sofia Iversson


お問合せ: 笠間妙子(広報)
kasamataeko@gmail.com

【映画「Phyllis フィリス」について】

短編映画「Phyllis フィリス」は、Other Story制作のドキュメンタリーシリーズ「Tribe of all colours」の2作目です。世の中の不条理に立ち向かうアメリカ先住民ラコタ族の女性、フィリス・ヤングに迫ります。

「Tribe of all colours」がフォーカスするのは、ミズーリ川の水を石油パイプラインから守るために戦ってきた人々です。


撮影はミズーリ川のとある支流で行われ、フィリス・ヤングは自身の部族や、石油パイプラインの会社ダコタ・アクセス・パイプライン社への抗議行動について語り、次世代へメッセージを贈ります。

フィリスという名前は、ラコタ族の名前で「ミズーリの水を守る女性」という意味です。

映画「Phyllis フィリス」

制作: Other Story

監督: Madeleine Kate McGowan

撮影: Peter Laugesen & Madeleine Kate McGowan

音響: Per Buhl Acs

音楽: Mike Little Bear

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Koncertperformance “VREDE”

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【Koncertperformance “VREDE (Wrath)”】

-Following on the theme of Seven Deadly Sins-

Featuring: Other Story

November is a sinful month. This year “VREDE (Wrath)” will be presented explosively with music and film at KoncertKirken.

We are extremely honored to screen Other Story’s film “Phyllis” (The description about the film is found below).

“Variations on the theme of Dies Irae (the day of Wrath)” composed by Eriko Makimura will be premiered. She will collect the audience’s “wrath” and insert the explosive emotions into the piano.

Some authorities say that wrath is social criticism. However, do we really need to define intellectually what wrath means? We will keep tranquility about it until we explode on the stage.

More info coming up soon on our Facebook Page. Stay tuned!

Venue: Koncertkirken (Blågårds Plads 6A, Copenhagen)
Dates: 15-16-17, November, 2018
Time: 20:00 (doors 19:30)

【Casts】
Eriko Makimura: concept maker, artistic director and pianist
Sofia Ivarsson: lighting designer
Taeko Kasama: photo and graphic, assistant manager

【Other Story】
Film title: Phyllis
Produced by Other Story
Edit: Madeleine Kate McGowan
Camera: Peter Laugesen & Madeleine Kate McGowan
Sound: Per Buhl Acs
Singing: Mike Little Bear

【Tickets】
Adults: 150DKK
Students: 80DKK

online tickets:
https://billetto.dk/da/e/koncertperformance-vrede-de-syv-dodssynder-billetter-306422

Program】

⚫︎Dies Irae Ⅰ
・WRAH 1
Bless And Do Not Curse (improvisation)
・Dies Irae Ⅱ
⚫︎WRATH 2
A. Gosfield: Brooklyn October 5, 1941
・Dies Irae Ⅲ
⚫︎WRATH 3
E. Makimura: Variations on the theme of Dies Irae (premiere)
・Dies Irae Ⅳ
⚫︎WRATH 4
F. Rzewski: Winnsboro Cotton Mills Blues
・Dies Irae Ⅴ
⚫︎WRATH 5
F. Liszt: Hungarian Rhapsody No.2

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【Phyllis】

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This Other Story short-film, with Phyllis Young of the Lakota tribe from Standing Rock, is a part of the second series of Other Story films, Tribe of all Colors – intimate film-portraits of people who are investing themselves in the fight for this planet.
In these short documentaries, we get close to people who fight to protect the water flowing in the Missouri River, from oil-leaks in the Dakota Access Pipeline construction.

 

Other Story met Phyllis Young by a side-stream to the Missouri River, and sat down with her by the water, to talk about ancestors, her experience of the uprising against the Dakota Access Pipeline, and about her message to the young people of today going into the future. Phyllis’ Lakota name is ‘Woman who Stands by the Water’.

 

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コンサートパフォーマンス「ときはいま」舟漕ぎ出さむと月待てば之巻

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【9月28日16時更新】

皆さま

いつもアートコレクティブ「ときはいま」をご支援下さいまして、本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

明日9月29日(土)、18:00開演の岩屋神社さまでの公演 〜舟漕ぎ出さむと月待てば之巻〜 ですが、公演前後の天候は現時点(9月28日16時) によりますと弱雨となっており、公演決行を予定しています。

終演後に雨が強まりました場合、ご希望の方がいらっしゃいましたら、岩屋神社さまからJR・山陽電車明石駅まで、お車でお送りする手筈を整えております。

公演に向けて、長きに渡り準備を重ねて参りました。こころを合わせて本番に望みたく存じます。どうか宜しくお願い申し上げます。

なお、中止等変更になる場合は、決定次第ご報告いたします。
アートコレクティブ「ときはいま」一同より


JR西日本運行状況:
https://trafficinfo.westjr.co.jp/sp/kinki.html

山陽電車運行状況:
http://www.sanyo-railway.co.jp/sp/

◼️コンサートパフォーマンス「ときはいま」◼️


コンサートパフォーマンス「ときはいま」は、2017年6月に出版された「あかし本」(神戸新聞明石総局編)を原案に、ゼロから台本を起こして舞台化していくプロジェクトです。現在から未来へとつながる、明石を縦断する子午線の如く一本軸の通った舞台を、ピアノ演奏とパフォーマンスアートを織り交ぜた内容で展開。毎回、独自のドラマ性に満ちた演出と斬新なアプローチで、自然の営み、人々の在り方、故郷への憧憬にスポットを当て、鋭く掘り下げて表現していきます。


2017年11月3日、兵庫県明石市の明石城櫓横で「ときはいま」第1弾 〜明石城人魚之巻〜を開催。櫓横の展望台に私物のグランドピアノを運び込み、冒頭は明石5漁協の組合長が出演し、魚を生きたまま競りにかける思い切った演出を敢行しました。西の海に棲む人魚が明石沖に漂着し、競りにかけられる設定で始まった舞台は、刻々と移りゆく秋空の壮大なパノラマビューの背景と一体化して、一幅の絵のようだったと満席のお客様からありがたいお言葉を頂戴しました。また、2018年3月31日は明石市の国登録有形文化財である中崎公会堂にて第2弾〜明石沖に漂う之巻〜、6月16日には兵庫県水産会館にて第3弾〜紫陽花咲きやがて橋渡らむ之巻〜を開催し、満員御礼の栄誉に浴しました。
水産、観光、流通など、地元産業と芸術を一体化させて、共に舞台を創り上げていく。この斬新な試みに多くの方々が賛同して下さり、地元でしか出来ない、地元だからこそ可能な内容となっています。

◼️コンサートパフォーマンス「ときはいま」第4弾〜舟漕ぎ出さむと月待てば之巻〜◼️


「ときはいま」第4弾 〜舟漕ぎ出さむと月待てば之巻〜。本公演を9月に岩屋神社で開催させて頂くと決まった時、万葉集の歌人、額田王(ぬかたのおおきみ)の


熟田津(にきたつ)に 船乗りせむと月待てば 潮(しほ)もかなひぬ今は漕ぎ出でな


という歌が真っ先に浮かびました。海の安全や豊漁、無病息災を祈願する行事「おしゃたか舟神事」を伝承し続ける岩屋神社、そして中秋の名月の長月。公演日に、月は明石の海を煌々と照らすでしょうか。

◾️2018年9月29日(土)
開演:18:00 (17:30 開場)

◾️会場:岩屋神社
(明石市材木町8-10)
JR・山陽明石駅から南西へ徒歩10分

◾️プロデューサー・アートディレクター
牧村 英里子(ピアニスト)

◾️原案/ 「あかし本」神戸新聞明石総局編

◾️舞台監督:乃一 久

◾️ テクニカル:豊福 司 ( (株) ISS )

◾️入場料:大人4,000円/学生2,000円(当日500円増)
未就学児のご入場はご遠慮ください。

◾️主催 :(公財)明石文化芸術創生財団/アートコレクティブ「ときはいま」

◾️後援 :明石市漁業組合連合会 /(一社)明石観光協会 /(公財)兵庫県園芸・公園協会/(公財)兵庫県芸術文化協会/神戸新聞社/サンテレビジョン

◾️助成:公益財団法人神戸文化支援基金

◾️お問合せ:明石文化芸術創生財団
www.accf.or.jp
078-918-5085

◾️プログラム
P. チャイコフスキー: 舟歌

E. サティ: グノシエンヌ第1番、第4番 (ときを同じく)

C. ドビュッシー: 月の光

警蹕 (けいひつ)         他

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Photos: Kazunari Matsuda

Graphics: Taeko Kasama

ないと講座 in 明石/Lecture in Akashi City

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(profile photo: Sigrun Gudbrandsdottir)

9月12日(水), 19:00より明石市にて講座の講師を務めさせて頂きます。35日間に渡るヨーロッパツアーから戻り、また新たな眼で見る生まれた町、明石について、またそこで始動しているプロジェクトについて大いに語りたいと思います。皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております。

インフォ:

http://www.accf.or.jp/eventnews/lecture/180912-2/

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